代表コラム
2020.11.10

前回、磨き過ぎる日本人の口腔ケアの実情をお話しましたが
磨いている割には虫歯や歯周病に罹患している人が多く、
日本の国民病と言はれている虫歯や歯周病はどうしたら減るのでしょうか?
フィンランドの国と言えばムーミンとキシリトールの国と思われる方もおられると思うのですが
キシリトールは白樺の木の樹液の水分を蒸発させ粉末にしたものなのですが、
以外にもフィンランドはお水の大変貴重な国でして、歯磨きのうがいに使える水って貴重すぎて
あまり歯磨きをする習慣があまりなく、白樺に樹液は飲料とかに使っていたました。
しかし30年前ぐらいからフィンランドの子供たちは食後の歯磨きの習慣が無いため
虫歯にかかっている子供が増えた為
キシリトールガムを昼食後に1個たべさせたら1年生が6年生になる頃には、
虫歯にかかっている子供がいなくなり虫歯フリーになりそこからキシリトールが虫歯菌を減らし抑制する事が分かり
今では、歯磨きをしすぎて歯の表面をすり減らすよりも
食後の100%キシリトールガムを噛む方が効果的だという先生もおられます。
何事もやり過ぎず偏らずで食べてすぐの歯磨きはやらなくても就寝前の歯磨きは
また別の意味でも大切なのでそこはご注意ください
そして、大人の方よりは15歳までのお子様のお口の中は虫歯菌が1番活発な時期なので
この時期のキシリトールの摂取が大切です
